趣味について

それぞれの趣味

 夫婦のそれぞれの趣味や習い事にも、決まりを作っておきましょう。回数・費用・趣味の収納スペースなどは、具体的に決めておいたほうがよいでしょう。トラブルになりやすい趣味として、費用が高額になるものや、SNS系やゲーム系のサイトなどでインターネット、携帯(タブレット、スマホ、iphone)を長時間利用する、異性と交遊するなどが最近多いです。

 文 例

「妻は夫の趣味であるゴルフを尊重し、月3回まで認めます。」
「夫は妻の習い事を尊重し、協力します。」
「妻は習い事を、月4回までとし、費用は月~円以下にします。」
「夫は、インターネットは1日2時間までとします。」
「趣味で収集するCD、書籍等は、個人のスペースに収納します。」
「収集は、当該箇所に首脳可能な範囲でのみ行います。」 
「月に1度は、お互いに趣味について報告し情報交換をします。」
「夫は、接待を含め、ゴルフは月2回までとします。」


味付けの好み

 出身地や育ってきた環境により、そてぞれ味の好みが違います。長く暮らしていくうちに、夫婦は似たような好みになっていくことが多いですが、気になる人は、一文入れておくとよいでしょう。

 文 例

「妻は夫の好みの味付けを尊重します。」
「それぞれ異なる好みがあるときは、お互い押し付けないようにします。」


ファッション・インテリアの好み

 夫と妻があまりにも違う好みの場合は、ファッションや家のインテリアなどについても決めておいたほうがいいでしょう。

 文 例

「夫は、妻のアドバイスに従った服装にするようにします。」
「装飾品などのプレゼントをするときは、お互いに事前に相談します。」
「家の模様替え、家具の配置換えは、お互いに相談・協力し合います。」
「ファッション・インテリアの好みは、妻(夫)の提案により相談します。」
「衣類の衣替えは、妻に任せ、必要な時は協力します。」


私物の管理・破棄方法

 大切なものは、人それぞれ異なります。夫婦間においても同様で、自分にとって大切なものであっても、相手も大事にしてくれるとは限りません。大切なものの管理と破棄方法について、取り決めておきましょう。

 文 例

「個人の物は、共有スペースに放置せず、個人スペースで管理します。」
「個人スペースで管理されているものは、お互いに無断で破棄しません。」
「共有スペースに1か月以上放置されているものは相談の上破棄します。」
「一方が趣味・管理しているものに対しては、お互いに尊重します。」